Audi A1 1.0 TFSI(型式 DBA-8XCHZ)インプレ
今回試乗の機会を得たのでご紹介します
まずはスペック紹介
車名 | Audi A1 1.0 TFSI |
型式 | DBA-8XCHZ |
全長 (mm) | 3,985 |
全幅 (mm) | 1,740 |
全高 (mm) | 1,425 |
総排気量 (cc) | 999 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー |
最高出力 [ネット] | 70kW(95PS)/5,000-5,500rpm |
最大トルク [ネット] | 160Nm(16.3kgm)/1,500-3,500rpm |
駆動方式 | フロントドライブ(前輪駆動) |
トランスミッション | 7速 Sトロニックトランスミッション |
ハンドル位置 | 右 |
ボディタイプ | ハッチバック |
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ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 5名 |
車両重量 |
1140kg |
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燃料タンク容量 | 45リットル |
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使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
JC08モード燃費 | 22.9km/リットル |
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ステアリング形式 | パワーアシスト付きラック&ピニオン |
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サスペンション形式(前) | マクファーソンストラット |
サスペンション形式(後) | トーションビーム |
ブレーキ形式(前) | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ形式(後) | ディスク |
タイヤサイズ(前) | 185/60R15 |
タイヤサイズ(後) | 185/60R15 |
最小回転半径 | 5.0m |
価格¥2,490,000 (¥2,305,556)
まぁ数字の話しはここまでにしてインプレッション。
今回は一般道と高速で実施しました。
・まず前後のサスペンションの突き上げがキツイ!
一般道でも高速でも全ての段差を拾ってしまう硬いサスペンション。。。
しかし、跳ねてるわけじゃなく路面は掴んでるのでボディ剛性が高い。
おかげでしっかりタイヤを潰しているので高いグリップを発揮している
・FFにも関わらずステアリングがクイック!
FFだと柔らかいフロントサスがグニャリと沈み込んでからコーナリングフォース
が出てくるものが多いのだがこれはクイックに反応する。
この車は硬いサスペンションと高いボディ剛性でしっかりタイヤを潰している
から高いコーナリングフォースを素早く引き出せているようだ。
・そして1.4ℓTFSIシリンダー オン デマンドエンジン
こいつが静寂性が高すぎて存在感がない。踏めば反応するのだが
高速ではエンジンの音・エキゾーストの音よりタイヤのロードノイズや風切り音
の方が大きいのだ。車内での会話はまったく問題なく出来ます。
・7速 Sトロニックトランスミッション(2ペダルMT)
とにかく変速が速く燃費の良い低回転高負荷を保つよう、ひょいひょいシフトアップ
していく。こいつがエンジンを低回転に保つので余計にエンジンの存在感を無くして
いる気がする。
・ボディサイズは必要最低限はクリア
感覚でいうと昔私が乗っていたBMW製R53ミニクーパーに近いコンパクト加減。
後部座席は身長176cmの私が乗ると天井とのクリアランスが少し狭いくらいで
2時間くらいなら後部座席に乗ってても平気だった。
トランクのサイズも必要最低限という感じでゴルフバックは少しつらいか。。。
【総評】
とにかくサスペンションの硬さからスポーティーな車と感じるがそれに対しての
エンジンの静寂性のギャップ。これに尽きると思う。実はシフトをマニュアルモードで
ワインディングも走ってみたのだが高回転まで回してもエンジンが静かで一体感に
欠けた。サスペンションを柔らかくして快適仕様にするかエキゾーストを交換して
スポーツ仕様にすればバランスが取れて違和感は解消するでしょう。
この車両の購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。